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デニズン・オブ・ザ・レイク スペシャルページ

デニズン・オブ・ザ・レイク スペシャルページ
(English Version here)

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主な登場人物

●エレノア・ザ・フォレスト・ダンサー
森の中を走りまわり、お花畑でダンスをするのが好きなピュアな心のお姫さま。森のお花や木々動物たちとお友達。

●クリスティーナ・ザ・ブライド
かわいい妹エレノアに手作りのお菓子を食べさせるのが好きな心の優しいお姫さま。

●スージー・シュガー
クリスティーナにお菓子づくりの楽しさを教えてあげた、魔法の森にすむお菓子の妖精たち。

●リリー・ワイルド
自然を愛するエレノアのお友達で、お花畑に住む花の精たち。


プロローグ

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ここは湖を囲む深い大きな森。ひすい色の水をたたえた湖の周りには妖精たちが住み、動物や植物も言葉を話すことができるのでした。
森の周りの王国同士で戦争がおこりました。そのひとつシルバー王国の王と王妃は、平和の為に戦うため10歳になるクリスティーナ姫と3歳のエレノア姫を森のなかの小さな古いお城にかくしました。

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するとたちまち樹がどんどん生い茂り城を覆い隠したのです。何人もの兵隊が湖の傍を通りかかりましたが森があることにすら気がつきません。この森は邪悪な心を持つ人には見えない魔法の森なのです。そしてついには村人たちにも見えなくなってしまいました。
   

ものがたり 第1回

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7年が経ちました。10歳になったエレノアはお花畑の中で笑ったり踊ったりしながら駆け回っています。エレノアが花の香りを楽しむと、花やつぼみはエレノアの手の中でつぎつぎと人の姿となりました。妖精のリリーワイルドたちです。皆おそろいの花のドレスを着ています。エレノアとリリーたちはかくれんぼや鬼ごっこをして遊びました。

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今日はクリスティーナの17歳の誕生日です。お城では、美しく成長したクリスティーナがお茶の時間の準備に大忙しでした。お菓子の妖精スージーシュガーたちがお手伝いをしています。ずっとこの森に住んでいたスージーは、クリスティーナに不思議なお菓子の作りかたをたくさん教えてくれました。今日のおやつは“幸せになるケーキ”。バラの花びら1千枚とお砂糖とバター、小麦粉、そして“秘密のエッセンス”でできているのです。
ケーキが焼き上がり、スージーたちは手をつないで湖のそばの花畑にエレノアを呼びに行きました。


ものがたり 第2回

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その時、ようやく終わった戦争から祖国に帰る途中の若い王子がお城のそば を通りがかりました。優しい心を持つ王子にはこの魔法の森が見えたのです。彼はお菓子の香りに誘われて、お城の庭でテーブルにケーキを並べているクリスティーナのそばにやってきました。王子に気がついたクリスティーナが顔をあげると、ふたりの目と目が合いました。その瞬間に王子とクリスティーナは恋におちたのです。 

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王子は戦争が終わった事を告げ、クリスティーナに花嫁として一緒に来てほしいと結婚を申し込みました。
そこへスージーたちとエレノアが帰ってきました。
「あの人はだれなの!あんなに楽しそうに笑っているお姉さまは見たことがないわ」
エレノアは、手を握り見つめあうクリスティーナと王子を見てショックのあまり声もでません。嫉妬で胸がいっぱいになったエレノアは泣きながら湖の方へ走って行きました。
「エレノアのことが一番大切って、お姉様はいつもおっしゃっていたのに!」 


ものがたり 第3回

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湖の傍の切り株に腰掛けたエレノアの目からは次から次に涙が溢れ出てきました。
すると突然あたりがいい香りにつつまれました。エレノアが顔をあげると周りにどんどんお花畑が広がっていくではありませんか。そして花のドレスを着たたくさんのリリーワイルドが歌います。「♪エレノア、エレノア、元気をだして。私たちが美しいドレスを着ているのは、愛されるためじゃなくて愛するためなの。愛することで愛はもっともっとふえるものなの」
ひときわ美しい花にエレノアが唇を寄せると、花は二つになり四つになり、そして森を虹の七色に変えました。

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湖面からはお菓子が詰まったシャボン玉が次々と浮かびあがり空に上っていきます。スージーたちが薔薇の花びらのお菓子を取り出しエレノアに手渡しました。一口食べてみると甘さの中にほんの少し不思議な味がします。「これ、何の味?」「幸せになれる“魔法のエッセンス”の味よ。」スージーが差し出した小瓶を舐めてみると、ちょっぴり苦くて塩辛い味。瓶には 「tears(涙)」の文字がありました。

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「♪エレノア、エレノア。私たちが育てたお姫様。元気になるんだよ」
森の木々もエレノアを励ますように身を寄せます。小鳥たちもリスたちも集まってきました。手を広げ、すべてを抱きしめたエレノアは心から幸せそうな笑顔になりました。
花の香りと七色のシャボン玉につつまれて笑うエレノアは、昨日よりもっともっと美しい少女です。


ものがたり 第4回

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帰ってこない妹姫を心配したクリスティーナは、スージーからエレノアが泣きながら湖の方へ走っていったことを聞き、慌てて迎えにいきました。心配顔で駈けてくるクリスティーナにエレノアは抱きつき、泣きながらあやまりました。
「お姉様が知らない人と楽しそうにしていたので、私、やきもちをやいたの。心配かけてごめんなさい。」「私のほうこそ、寂しい思いをさせてしまってごめんなさいね。」クリスティーナは妹姫をぎゅっと抱きしめました。

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ふいに2頭の馬が湖のほとりに現れました。ふたりの両親の王と王妃でした。王国に平和が戻ったので、娘たちを迎えにやってきたのです。
「お父様、お母様!」クリスティーナはエレノアの手をとり駆け寄りました。7年ぶりの家族の再会を、森の妖精たちも動物たちもたいへんよろこびました。


ものがたり 第5回

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空に花火があがり、王子のお城で盛大なウェディングパーティがおこなわれました。森の動物たちや妖精たちも招待されました。スージーはクリスティーナと王子と全ての参列者のためにたくさんの“永遠の幸せケーキ”を焼きました。エレノアもこの日は森のおてんば娘から素敵なドレスを身につけた小さなレディへ変身して、リリーたちと共にクリスティーナの結婚を祝いました。この幸せと平和がいつまでも続くように、だれもが願いました。


エピローグ

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平和な日々がもどり、森は周囲に再び姿をあらわしました。エレノア姫はシルバー王国で両親と共に住むようになりましたが、懐かしい森とリリーたちに会うためにしばしば森を訪れました。王子と結婚したクリスティーナ姫は、王子の城にうつり住みました。そしてスージーたちと甘い香りのケーキを毎日焼いて村人たちにふるまいました。
この国ではもう二度と戦争が起こることはありませんでした。
おしまい

【2008/03/25 23:34】
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